今の不景気な時代、営業不振などにより閉店する店舗が増え、居抜き物件が多くなってきています。設備や家具、機具などが予め一通り揃っているため、低コストで工期が短く済みます。すぐにお店を開店できるメリットがありますが、その一方でトラブルも多くなってきています。設備等は全て中古品ということになるわけですから、機具の故障やら不良があったり、希望するレイアウトと合わなかったり、予算等のトラブルも起こる場合があります。契約する前に管理する不動産会社へ問い合わせて、しっかりと内見をして、条件や希望に合った居抜き物件を見つけることが重要です。
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居抜きでの治療院は慎重に入手しましょう
院長が老齢で廃院にして，治療院を居抜きで譲渡，賃貸に出す場合があります。もう老齢なので，金銭面は気にしておられないので安く入手できることもありますが，慎重に取り組む必要があります。なぜなら，治療院は，言い方を変えると病院と同じです。体の弱った方がこられています。転倒されることもあります。建物の施設は安全でしょうか。また，治療で使う施設は古くなっていて，使用中に，事故につながることが考えられませんか。これらのことを考えてしっかりチェックして，患者さんの立場になって安全性を確かめて，入手することが大切だと思います。
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